比良 武奈ヶ岳 2013/01/20

今シーズン3度目の雪山。
それぞれのテーマと山域

1回目、1年ぶりにとにかくアイゼン履いて歩く。平から蓬莱山縦走。
2回目、初めてワカンを履いて歩く。金剛山、くるの峠から山頂、セト。
3回目、コンディションによって靴のまま、アイゼン着用、ワカン着用の使い分けの判断の感覚を実践で養う。坊村から武奈ヶ岳、ピストン。

天候:くもり 時々吹雪 北北西の風強風
メンバー:ソロ

9:30 坊村スタート
10:52 P846
11:48 御殿山(行動食休憩10分)
12:35 武奈ヶ岳山頂 北陵15分
12:50 武奈ヶ岳スタート
13:15 西南稜 風裏を見付けてランチタイム(20分)
15:00 坊村下山

明王院の取付きで既に充分な積雪。お寺の軒を借りてアイゼンを付ける方が多数見られる。どこまで歩けるかとにかく靴のまま登り始める。

今日も既に自家用車の方が多数登られているのであろう、トレースはガシガシ状態。急登をバランスを保ちながら歩くのに手間取る。アイゼンを着けた方が歩きやすいと実感できるくらいになってきたが、もう少しこのまま続ける。後ろからおばちゃん3人組に追いつかれ先に行って頂く。

 P846を過ぎた辺りで、とうとうアイゼンを履くことにする。アイゼンを履いたにもかかわらず脚が軽くなった。スキップもできそうなくらいに脚が軽い。これは大袈裟ではありません。アイゼンの本当の有難さを実感できた。

 御殿山の少し手前から強風、ガス&小雪。御殿山山頂ではホワイトアウトとまでは言えないが、トレースの30m先はもう見えない。ただトレースはしっかり付いているし、たくさんの登山者が先に行っているのを知っているので不安感は全くない。

 海遊びもしているので体感で風の強さはだいたい分かるようになっている。
常に約8m、瞬間的に10m以上の北北西の風。アゲインストの風が顔にあたって冷たい痛い。目出し帽を持ってくるべきだった。眺望は全くない。とは言え時折薄っすら前が見えてトレースの先に何人もの人がいるのが見える。

 稜線では大半の方がアイゼンだったがスノーシューの方もいた。僕はワカンを履く気にはならなかった。トレースを外して歩くと部分的に膝上まで埋もれてしまう箇所もあったが、おそらく強風のため新雪が吹き飛ばされているのだと思うが硬い所も多かった。もちろんトレースを忠実に歩けばほとんどラッセルは必要ない。

 スノーシューを履いて歩いている方に感想を聞いてみたが、「履き心地悪い。どんなもんか試しに履いてみたが最悪や!」との事。先日の蓬莱山縦走の時は強風ではなかし、トレースも薄かったからか、スノーシューを履いて歩いている人を見て楽そうだと思ったが、今日はそんな風には感じなかった。

武奈ヶ岳山頂手前
山頂手前


山頂から西南稜方向
山頂から西南稜


山頂から北陵方向
山頂から北陵


北陵、細川越え方向
北陵、細川越方向


北陵から武奈ヶ岳山頂
北陵から山頂


 僕がアイゼンを付けたいと感じた頃がアイゼンを付けるベストタイミングという事が確認できた。
結論が出てみれば至極当たり前の事、自分を信じればよいという事だ。課題はアイゼンとワカンを同時に付けて歩けるものか?これが上手くできたら行動範囲が広がりそう。

 往復で15分だけ北陵を歩いたが、西南稜とは全く別世界だと感じた。トレースがなく人気もないのが原因だろう。僕はどうもトレースのない所を歩くのが好きなようだ。大袈裟な表現だが人が足を踏み入れてはならない領域に入っていく感覚は堪らない。内海から外洋に出て行く感覚に似ている。しかも山ではそれが単独でもできる。

 もう少し雪山の経験を積んでそこそこ自信が持てるようになったら、今日の北陵のようなトレースのない雪山を単独で歩きに行こう。

 by こーじー
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