比良 武奈ヶ岳北西稜 2013/01/30
- 2013/02/02
- 14:16
今シーズン5度目の雪山。
目標はあくまで、
細川バス停→P705→北西稜→北陵→武奈ヶ岳山頂(ピストン)
でもたぶん難しだろう。
どの地点であれ、13時には下山開始と決めて登り始める。
天候:くもり時々小雪
メンバー:ソロ
9:50 細川バス停スタート
11:35 P705付近
12:25 800付近(たぶん)でランチタイム
13:01 Uターン(820-30位か?)
14:30 細川バス停下山
目的:未経験&トレースがないルートを地図読みしながら歩く。PARTⅡ
トレースは期待できず、高度を上げればラッセルも大変だろうし、ハードルをいきなり上げ過ぎかと思ったが、このルートは単純な直登なので時間配分さえ間違えなければ、リスクはないだろうとチャレンジすることにした。
無雪期には登山道とは言えないまでも九十九折の踏み跡があるとネットで下調べしていたが、完全に雪に埋もれていて見つけられず、コンパスと地形を頼りにとにかく直登し始める。
今回は時間短縮の為、初めからアイゼンを履いて歩き始める。
僕にとってはこの直登ただただ登るにはキツイ!。どこか斜めにトラバースしながら登れないものかと探すが、トラバースも少し恐怖感を感じる。仕方なしに登りやすそうなルートを捜しながら頑張って直登していると、鹿のトレースがちょうど斜めにトラバースしながら登っている。変な話だがこのトレースについて行こうと思った。確かに歩きやすい。僕は鹿ではないのでこのままこのトレースを登っていいのかわからなかったが、しばらくそのまま登ることにした。
人気は全くない。でも鹿以外にも様々の獣の足跡が賑やかだ。そのうち尻セードの跡を発見。何となく人気を感じてホッとする。1時間と少し登ったところで九十九折の踏み跡が薄っすら浮き上がったトレースが見つかった。
その後はこのトレースを登る。かなり登りやすくなる。が、そこそこのラッセルが必要になったのでワカンを追加履く。ワカンを付けた付近からはラッセルもふくらはぎ、時に膝までとなり苦労する。膝で足置きを作りながら登るのだが、うまく足置きを作らないと足を置いたら踏み台が崩れて登れないの繰り返し。全然進めない。
12時前にやっとP705付近に到達。傾斜がうんと緩くなる。気分的には安心感が漂う。緩斜面の広い場所なので小さいならテントを張れるだろう。
優しい登りも束の間、また急登が始まる。いよいよ北西稜に取付いたという事だ。この尾根を外さず登りきれば北陵の武奈ヶ岳山頂から北約200m付近に登れるはずだ。ちょうど先日西南陵から武奈ヶ岳を登った時ついでに少しだけ歩いた北陵の辺りだ。でも時間的には全く無理。
少し早いが12:25空腹を感じ始めたので、辛うじて足場の良さそうな所でランチタイム。
12:40再スタート。ただ、目標がなくなってなんだか頑張って登る気になれず、やっと13時になったのでホッとしてUターン、下山開始する。下山を始めるとつい足元を蹴ってしまって、小さな雪の塊が転がってどんどん大きくなって樹の幹に当たって崩れる。その跡が先程見た尻セード跡の正体だと悟った。自然に雪の塊が転げていたのだ。やっぱり人気はないという事。
北側の尾根を見ると、P713からの下りはこちらの尾根の傾斜よりきつそうに見えて、今回のルートの予習の際、地形図見ながらあの尾根も歩きたいと思っていたが、今日より厳しいのかと思うとちょっとその気が失せた。
by こーじー
目標はあくまで、
細川バス停→P705→北西稜→北陵→武奈ヶ岳山頂(ピストン)
でもたぶん難しだろう。
どの地点であれ、13時には下山開始と決めて登り始める。
天候:くもり時々小雪
メンバー:ソロ
9:50 細川バス停スタート
11:35 P705付近
12:25 800付近(たぶん)でランチタイム
13:01 Uターン(820-30位か?)
14:30 細川バス停下山
目的:未経験&トレースがないルートを地図読みしながら歩く。PARTⅡ
トレースは期待できず、高度を上げればラッセルも大変だろうし、ハードルをいきなり上げ過ぎかと思ったが、このルートは単純な直登なので時間配分さえ間違えなければ、リスクはないだろうとチャレンジすることにした。
無雪期には登山道とは言えないまでも九十九折の踏み跡があるとネットで下調べしていたが、完全に雪に埋もれていて見つけられず、コンパスと地形を頼りにとにかく直登し始める。
今回は時間短縮の為、初めからアイゼンを履いて歩き始める。
僕にとってはこの直登ただただ登るにはキツイ!。どこか斜めにトラバースしながら登れないものかと探すが、トラバースも少し恐怖感を感じる。仕方なしに登りやすそうなルートを捜しながら頑張って直登していると、鹿のトレースがちょうど斜めにトラバースしながら登っている。変な話だがこのトレースについて行こうと思った。確かに歩きやすい。僕は鹿ではないのでこのままこのトレースを登っていいのかわからなかったが、しばらくそのまま登ることにした。
人気は全くない。でも鹿以外にも様々の獣の足跡が賑やかだ。そのうち尻セードの跡を発見。何となく人気を感じてホッとする。1時間と少し登ったところで九十九折の踏み跡が薄っすら浮き上がったトレースが見つかった。
その後はこのトレースを登る。かなり登りやすくなる。が、そこそこのラッセルが必要になったのでワカンを追加履く。ワカンを付けた付近からはラッセルもふくらはぎ、時に膝までとなり苦労する。膝で足置きを作りながら登るのだが、うまく足置きを作らないと足を置いたら踏み台が崩れて登れないの繰り返し。全然進めない。
12時前にやっとP705付近に到達。傾斜がうんと緩くなる。気分的には安心感が漂う。緩斜面の広い場所なので小さいならテントを張れるだろう。
優しい登りも束の間、また急登が始まる。いよいよ北西稜に取付いたという事だ。この尾根を外さず登りきれば北陵の武奈ヶ岳山頂から北約200m付近に登れるはずだ。ちょうど先日西南陵から武奈ヶ岳を登った時ついでに少しだけ歩いた北陵の辺りだ。でも時間的には全く無理。
少し早いが12:25空腹を感じ始めたので、辛うじて足場の良さそうな所でランチタイム。
12:40再スタート。ただ、目標がなくなってなんだか頑張って登る気になれず、やっと13時になったのでホッとしてUターン、下山開始する。下山を始めるとつい足元を蹴ってしまって、小さな雪の塊が転がってどんどん大きくなって樹の幹に当たって崩れる。その跡が先程見た尻セード跡の正体だと悟った。自然に雪の塊が転げていたのだ。やっぱり人気はないという事。
北側の尾根を見ると、P713からの下りはこちらの尾根の傾斜よりきつそうに見えて、今回のルートの予習の際、地形図見ながらあの尾根も歩きたいと思っていたが、今日より厳しいのかと思うとちょっとその気が失せた。
by こーじー
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