王の小道




最近大阪労山の何人かの人に
「この頃テンションのWebSiteでネタやらんようになったね」
と、言われた。。。
以前は会ったことのない東北のワンゲル部の高校生に大絶賛されたり
某観光協会からお叱りをいただいたりといろいろあったのですが
久しぶりに軽めのネタを投稿!!


王の小道(El Caminito del Rey)はスペインのマドラにある峡谷の古道
100年ほど前に治水工事のために強引に作られた3kmほどの道なんですが
これがまたかなりデンジャラスな道で、幅も50cmほどで何人も死亡事故が起こってます

日本で言えばアルプスの下ノ廊下や関電道、大峰の大杉谷とかと似てるのですが
そもそも切り立った崖からの高さがかなり高く、距離もすっごく長い
一番の違いは「100年前に作られてからまったく管理されてない」ということです
なので鉄の梁に乗っかってる薄いコンクリの板は所々穴が開いてて
板自体がまったくないところもあるわけで、もはや道というより岩場のトラバースですわ




こういう道って大昔(江戸時代とか)には地方でもあったようですね
誰だか忘れましたが
決闘かなんかで親を殺された息子(以下A)が 殺した相手(以下B)を探していたらどっかの地方で出家してるのを発見
でも地域の人は病人が出た場合こんな断崖絶壁の鎖場を病人を背負って命がけで長時間かけて街まで行かねばならず、それを憂いたBは住民が安全に通れるトンネルをノミ一本で掘っていた
殺したい相手Bを見つけた息子Aが「親の敵!!」と切り殺そうとしたら
B「私は悪いことをしたのであなたに切り殺されてもかまわない でもこのトンネルを掘るまでまってほしい」と

で、それを了解した息子Aだが 途方もない作業でいつ終わるか待ちきれず
早く親の敵を取りたい息子Aはトンネル堀を手伝いだし
地域の住民もこんな大変な作業をしている2人をサポートするようになり
村の一大プロジェクトに そして数年の時がたち
Bの振りかざしたノミが反対側まで達し、光が差し込んだときに
Bは息子Aに「私の首を跳ねてくれ」と頼むが
息子Aは涙をながして今までのわだかまりを解消したとか

ん?なんか深いいい話みたいになってきたので話を戻しましょう





で、手すりなんかも当然朽ち果てていて
通過するには支点をとって自己ビレイしながら通過するのですが
ちゃんとしたボルトが埋め込まれているわけでもなく
そもそも梁ごと崩壊してもおかしくない状態なので
当然落ちたら250m下にサヨナラ(ToT)/~~~ みたいのとこばっかりです




名前の由来は当時の国王が上流に出来たダムの完成式典に出席するために通ったからだとかで
現在はスペイン政府も死亡事故が続き入り口を閉鎖してしまったんですが
どこからともなく入ってきていまでもそこを歩く人が多数とか。。。
日本でも危険な登山道とかありますが、自然が作った尾根とかなので工夫して通ることが出来ますが
100年前に人が作ってそのまま放置とかって・・・

ここに行きたいかと聞かれたら 絶対行きたくない

下↓に王の小道のゆうつべ動画貼っておきます
1分20秒ぐらいからお尻ヒヤヒヤするぞお~



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