御在所岳藤内壁・前尾根・一ノ壁






ちょっと前の話ですが、ブログが更新されなくて寂しいので、御在所・藤内壁の前尾根と一ノ壁の報告を。今回は、京都雪稜クラブとの合同山行です。(ヒロティ)

9/21(金)の夜に奈良を出発して、菰野町道の駅で仮眠。

9/22(土)に藤内小屋の近くでテントを張り、前尾根に出発。裏道登山道を登り5合目を過ぎたあたりで、藤内壁出合の大きな看板を見て、沢に入りしばらく登ると左から沢が入り、右に赤茶けた一条の滝が現れます。その右が前尾根のP7の取り付きです。
 
 P7、P6は初心者にはむずかしいということなので、リードはフッチーに任せ、フォローで登りました。立木でビレーをとった後のすぐの登りは、あまり手がかりのない乗越でA0をしてしまいました。
その後、P6を越し、P5はコンテでなにげなく過ぎてしまい、P4,P3(前半)は?級なのでリードをさせてもらいました。P3の後半は?級があらわれるのでS木さんに任せ、私は左のチムニールートを登りました。なかなか他の岩場では味わえない身体の使いがあり、おもしろかったです。

 P2ヤグラはフッチーが初見で果敢にもトライし、登ってしまいましたが、フォローで登る私は、2度ほど登るんじゃなかった、降ろしてもらいたいと後悔しましたが、なんとか1回のA0で登ることができました。

 懸垂でコルまで降り、谷沿いの道を下り、藤内小屋にもどりました。ビールで祝杯をあげ、四方山話に花を咲かせていたところ、兎の耳でクライミング中に転落事故があり、落ちた女性は腰を打って動けないという報を女性の方が持って来られました。とりあえず、我々3人もビールもそのままに、搬出用の担架の材料になりそうな鉄棒を持って、現場に向かいました。

 現場に到着すると、女性はS木さんのテントシートの上に横たわり、ヤッケを上に掛けられていました。特に外傷はないようでしたが、腰を強打し痛みで動けないようす。左足首も骨折しているようでした。とても動かせないということで、藤内小屋のご主人が警察にヘリの要請を行い、30分後くらいにヘリが到着。救急隊員3名で専用担架を用い、ヘリにつり上げ搬入しました。

 こういう救急活動を実際に見るのは初めてで、救出隊員のきびきびした行動に感心するとともに、ヘリの下降気流の激しさも体験しました。

 一件落着の後、小屋にもどって飲み差しのビールを飲み直しました。S木さんは、遅くなったのでその日のうちに帰京の予定があやぶまれましたが、なんとか帰られたようで、安心。

9/23(日) 一ノ壁では、入門ルート(?)を2回、1ルート(?)を1回、3ルート(?+)
を1回フォローで登り、0ルートを1回リードで登りました。

 充実した岩登りができた2日間でした。
 

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